両面テープを貼った材料のフライス加工

2025.03.24

 この手の加工は、通常、薄物のPVCやPCでトムソン加工がお決まりの手法です。アクリルになると話は変わってきます。回転しない刃での圧削は割れてしまいます。PVCやPCでもトムソン刃で抜けない厚さ(2t , 3t ~)になってくるとお声が掛かります。

 結果から言いますと、「両面テープを貼った材料のフライス加工」は不可です。

 両面テープには接着面が2面(両面)あります。通常は糊面と糊面の間に基材が有ります。つまり3層構造になっているのです。

 フライスでアクリル等を切削するとき、回転する刃物が側面からこの基材を引っ張り出します。粘着性のある糊部分も一緒に。その時に切削した切り粉も巻き込みます。切削面はゴミだらけで、ところどころ両面テープの抜けた空間が残ります。

 そこで後貼りで両面テープを施します。トムソン抜きした両面テープを治具を用いて貼り付けるのです。もっともポピュラーな手法です。ご相談は、マルシン彫刻迄。