2015.07.16
料金の返却口プレートを作っています。
厚みは5mmのアクリル板です。
W60×L35のサイズです。
上面はフルアール、下面は3.5Rで全周ミガキ加工。
この仕事のツボは、棒が通っている所の孔明けです。
巾5mmの所にΦ2.5の孔を明けます。
深さは22.5mm。
両壁は1.25mmしかありません。
まっすぐにΦ2.5の孔を22.5mm貫通で明ける、かつその作業を両面から行い、Φ2.3の丸棒が、綺麗に通ること(プレートがスムースに動くこと)です。
専門的な話し方をすると、ドリル刃とドリル台が垂直であり、ドリルの刃がアクリル板に垂直に孔を明けていることを求められます。
ドリルの刃が斜めに入ると左右から開けた穴にΦ2.3の丸棒が入らないということになります。
お互いの出口で0.1mmずれればNGです。
このシビアな加工、とても苦労しています。
何かいい方法が無いか思案中です。