2015.08.10
保護シートを貼りました。
通常、アクリルの材料は、紙の保護シートが付いています。
しかし、NC加工するには、強力なポリエチレン製の保護シートに貼り替える必要があります。
アクリルを、真空ポンプで吸着させるのですが、紙の保護シートと、アクリルの密着が弱いため、ポンプは紙を吸着しますが、切削抵抗が大きいので、紙とアクリルが外れてしまうのです。
そこで、ポリエチレン製の密着が強い保護シートに貼り替えます。
手で貼ると、空気が入ったりしてきれいに貼れません。
そこで保護シート貼り機(ローラー)を使ってきれいに貼ります。
綺麗かつ迅速に貼れるので、数量が多くても大丈夫です。
100ヶ、200ヶ、300ヶ、何ともありません。
きれいに保護シートを貼ってから、NC加工しますので、穴あきの形状の場合は、その形にそって、保護シートが残ります。
保護シートを剥げば、きれいなアクリルが出てきます。
シートは素材によって密着具合が変わります。
よって何種類も使い分けをします。
[マルシン彫刻迄]