6丁印刷品を多軸のNCで加工します。
一番難しいのは、印刷との位置合わせです。
1対1の合わせなら、通常作業です。
6丁付の印刷に合わせるには、
版の元データの癖、
版の癖、
印刷の癖、
材料の収縮等に考慮しなくてはなりません。
苦労して加工データを書き換えて、
次に多軸の軸間の精度を合わせます。
軸間精度が出ているので、
理論上は簡単ですが、
機械の金属の収縮、軸間の振れ、各軸の治具の収縮等、
組み合わせが掛け算で増えていきます。
多数個取りで印刷したものを多軸で切削するのなら、
[マルシン彫刻迄]