アルミ彫刻 特急品

2015.10.22
アルミパネル 特急品“ 15.10.21 アルミ板に彫刻をしました。 1t アルマイト付材料に、クリア仕上げを行っています。 唐突ですが、生アルミは彫刻できません。 表面が柔らかすぎて、刃物で削った面に返りが出ます。 表面が硬化された板(アルマイト=酸化被膜)でしたら、 返りを少なくできるので、彫刻することが出来ます。 アルミはドライでは彫刻できません。 ウエットにて、つまり切削油を塗りながら彫刻します。 切削油をじゃんじゃんかけると仕事にならないので、はけで塗ります。 その後、溶剤で洗浄し、黒色のエナメルラッカーを塗布し、仕上げます。 最後にクリアを表面に塗布し、アルミ面と彫刻したエナメル塗装面を 保護します。 工程が掛かる仕事ですが、1日半で仕上げました。特急サービスです。 機械の出荷に間に合わないとのことで、協力させていただきました。 とても喜んで頂き、私どもも、気分の良い一日を過ごさせて頂きました。 ありがとうございます。 [マルシン彫刻迄]