2015.12.04
NC で孔空け加工をします。
この孔はΦ5です。
ボール盤なら、Φ5のドリルで一突きですが、
今回のNCなら、Φ4のエンドミルで、
Φ5になるように内側をまわります。
面倒なようですが、プログラムで管理するので、
Φ4.1でもΦ4.5でも何でも出来ます。
(あたり前ですがΦ4より小さいものは出来ませんが・・・)
また、孔の側面を丁寧に削っているので、
孔が綺麗に空きます。
Φ18の孔です。
こうなると、ボール盤での容易さは
何処かへ行ってしまいます。
Φ18のドリルでの孔明け時の抵抗は、
並のものではありません。
とてつもない大きな力がかかり、二人掛かりで押さえなくては、
その力に持って行かれます。
NCでしっかりとクランプしたものを、
Φ4のエンドミルで加工すると、
写真のように美しく孔を開けることが出来るのです。
[マルシン彫刻迄]